最近終活という言葉を良く耳にする事があります。実際にこの終活とはどの様なものなのでしょうか。この終活とは、自分が亡くなった後の為の準備をする事を言います。葬儀の段取りやお墓の事、相続の準備など生前に死後の準備をする事を言います。
最近では結婚式場を探す様に、どこで葬儀をしたいかなど自分の葬儀場を探す人も多くなっています。人が亡くなった後、色々準備をしたり相続の手続きをしたり結構労力を使います。残された人にとっては結構な労力が掛かってしまうのでその部分を少しでも軽減する為に事前に自分で準備をしていきます。
最近では子供達に迷惑をかけたくないという事から、事前に準備をする人が増えてきています。また、その為の各種イベントなども行われており、参加する人も多くなっています。是非気になる人は参加してみましょう。
自分が元気で生きている間に、自分自身のお葬式や埋葬のことを考え、そのために起こす行動を終活といいます。少し前までは、自分のお葬式のことを考えるのは縁起が悪いとされ、敬遠されていた傾向もありますが、最近は自分の葬儀のことは、人生で一度しかないエンディングであると考え、積極的に行動する人が増えています。
この終活の一環として、葬儀の生前契約や生前予約をする人も増加しているようです。今は、形式にとらわれないお葬式を希望する人も多く、さらには生前葬という生きている間にお世話になった人などへの感謝を示すための会を希望する人もいます。
葬儀は、マイナスのイメージが先行してしまいがちですが、自分のエンディングを考えるということは、今まで生きてきた日々を振り返ることでもあり、またこれからどう生きていきたいかに考えを巡らせることでもあるとされています。